文・写真=嵯峨倫寛
8月21日、宮城県仙台市のゼビオアリーナ仙台、仙台市体育館にて開幕した「第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会」。ゼビオアリーナ仙台では15時30分から1次ラウンドのAグループ1試合とCグループ2試合が行われた。
15時30分から行われたAグループエスパッソU-18(以下エスパッソ)vs京都府立久御山高校(以下久御山)は、3分にエスパッソが市川宙のゴールで先制。久御山は、ボールを保持し攻めこむも、相手の組織的なディフェンスに阻まれシュートまで持ちこめず1-0で折り返す。後半早々、エスパッソは浅井拓が決めると、シンプルな攻撃で得点を重ねじわじわと引き離し、終わってみれば6-1でエスパッソが勝利し、1位でグループを突破。久御山は2位通過となった。
17時30分から行われたCグループ札幌大谷高校(以下札幌大谷)vs佐野日本大学高校(以下佐野日大)は、札幌が優勢に進めながらも双方とも決定機を得られずこう着した展開となる。しかし、8分にカウンターから札幌大谷の千葉春輝が決めて1-0で折り返す。後半4分には、札幌大谷が追加点をあげ2-0とするが、直後に佐野日大の吉田陸人が目の覚めるようなボレーシュート決め1点差に詰め寄る。しかし、25分に札幌大谷が追加点を挙げ、そのまま3-1で終了した。
19時30分から行われたCグループ帝京長岡高校サッカー部(以下帝京長岡)vsSC聖和学園(以下SC聖和)は、試合開始早々に、SC聖和の辻柊慎介がきれいな崩しから先制する。しかし、直後から長岡帝京が激しくプレスをかけSC聖和に自由を与えず6分に小林拓夢のゴールで同点に追いつく。7分に高橋響のゴールで逆転に成功すると、さらに1点を追加して3-1で前半を折り返す。後半、SC聖和がドリブル突破をベースにチャンスを作り1点差に詰め寄るが、終了間際に帝京長岡が2ゴールを奪い、5-2と勝利した。
この結果、Cグループからは1位帝京長岡、2位札幌大谷が明日の準々決勝に駒を進めた。