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6月19日、20日の両日、福井県営体育館で日本女子フットサルリーグの2021-2022シーズン開幕節が行われた。
オープニングゲームとして予定されていた流経大メニーナ龍ケ崎対立川・府中アスレティックFCレディースの一戦は、新型コロナウイルス感染症による流通経済大学 龍ケ崎キャンパスの活動停止を受け延期となり、同日の2戦目に予定されていたバルドラール浦安ラス・ボニータス対ミネルバ宇部が実質的なオープニングゲームとなった。
昨季女王の浦安は序盤こそ慎重な入りを見せたものの、7分にFP宮原ゆかりの折り返しが相手FPに当たりオウンゴールで先制すると、これに勢いを得て第1ピリオドだけで5点を追加する。6点リードで迎えた第2ピリオドはさらに浦安ペースで試合を進め、得点を量産。1試合を通し主導権を握った浦安は、6月初旬のフットサル日本女子代表候補合宿に招集されたFP四井沙樹、FP千田日向子がそれぞれ2得点を挙げたほか、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースや浦和レッズレディースでのプレー経験もあるFP筏井りさも2得点を挙げるなど9選手で14得点をマークした。宇部のシュートを1試合で6本に抑える守備の堅さも見せ、14-0で大勝を収めた。
参入2年目のフウガドールすみだレディースは、王座奪還を狙い安藤信仁新監督を迎えたアルコ神戸と対戦。13分にオウンゴールで失点すると、そのわずか26秒後にも失点し、第1ピリオドで3点を失う。第2ピリオド終盤にカウンターからFP黒田茉耶が10メートルを越えるロングシュートを決め1点を返したが、1-3で敗戦した。
参入初年度に3位の好成績を残したSWHレディース西宮は、エスポラーダ北海道イルネーヴェと対戦。第1ピリオドでFP窪田美月がハットトリックを達成するなど得点力の高さを見せた西宮が、5-0で完封勝利を収めた。
ホームタウンでの開幕節を迎えた福井丸岡ラックは昨季最終勝点で並んださいたまサイコロと対戦。第1ピリオド終盤に先制を許したが、直後に追いつき試合を振り出しに戻した。第2ピリオドでは900人近い観客の後押しを受け2点を追加。3-1で勝利を収めている。
日本女子フットサルリーグの第2節は、6月26日、27日に北海道・北ガスアリーナ札幌46で行われる。当初はリモートマッチ(無観客試合)での開催が予定されていたが、22日に制限付きで観客を迎え入れることが発表された。連覇を目指す浦安はすみだと、第2節が今季の初戦となる立川・府中は丸岡とそれぞれ対戦する。
各試合の結果は以下のとおり
▼日本女子フットサルリーグ2021-2022 第1節
バルドラール浦安ラス・ボニータス 14-0 ミネルバ宇部
フウガドールすみだレディース 1-3 アルコ神戸
エスポラーダ北海道イルネーヴェ 0-5 SWHレディース西宮
福井丸岡ラック 3-1 さいたまサイコロ
By サッカーキング編集部
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