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10月22日から24日の3日間にわたり、Fリーグ ディビジョン1第10節の6試合が行われた。
フウガドールすみだとペスカドーラ町田の“東京ダービー”は、アウェイの町田が試合を動かした。2分、フットサルW杯に最年少出場を果たしたFP毛利元亮がミドルシュートを突き刺し先制に成功する。16分には、左サイドを突破したFP本石猛裕のアシストからFP倉科亮佑が追加点。その後、すみだに1点を返されたが、町田リードで第1ピリオドを折り返した。
第2ピリオド序盤にはFP山中翔斗のFリーグ初ゴールで再度2点をリードした町田だったが、30分にFP岡村康平の折り返しをFP宮崎曉がダイレクトで叩き込み、すみだが食らいつく。その後は一転、すみだがペースを握り、FP畠山勇気が同点弾を決めると、36分にも畠山がゴールしすみだがこの試合で初めてのリードを奪った。1点を追う町田はパワープレーでチャンスを狙ったが反撃及ばず試合終了。4-3ですみだが逆転勝利を収めた。
ルイス・ベルナット監督就任後から若手を積極的に起用し、この試合でも19歳の山中、20歳の毛利と倉科がゴールを挙げた町田だったが、2失点目までは試合を支配しながらもその後失点がかさむと、ルイス監督はこれまでになく語気を荒げ、大声で指示を飛ばした。試合後には「来日以来、一番悲しい日になった」と肩を落とし、「昨シーズンの全日本フットサル選手権で対戦した時にも同じような形で失点をした。すみだがセグンドを狙ってくることは分かっていたので、警戒していた形で失点したことは残念だ」と試合を振り返った。
フットサルW杯終了後の再開初戦を迎えた名古屋オーシャンズは、バルドラール浦安と対戦した。浦安に先制を許しながらも、星翔太、龍太の兄弟がゴールを決めるなど勝負強さを見せ、4-2で勝利を収めている。
各試合の結果は以下のとおり
▼Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第10節 結果
フウガドールすみだ 4-3 ペスカドーラ町田
立川・府中アスレティックFC 1-1 バサジィ大分
シュライカー大阪 2-1 湘南ベルマーレ
エスポラーダ北海道 1-1 Y.S.C.C.横浜
ボアルース長野 1-1 ボルクバレット北九州
名古屋オーシャンズ 4-2 バルドラール浦安
By サッカーキング編集部
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