声出し応援に期待する湘南の鍛代元気 [写真]=F.LEAGUE
Fリーグが声出し応援エリアの設置を段階的に導入していくと発表した。政府の基本的対処方針に基づき、まずは声出し応援を希望するクラブの試合で運営検証を行う。その結果を踏まえ、希望するすべてのクラブが声出し応援エリアを導入できるように進めていく予定だ。
まず運営検証の対象となるのは、17日に小田原アリーナで開催される湘南ベルマーレvsエスポラーダ北海道。ホームの湘南は、コロナ禍で様々な制限が行われるなか、近隣住民も気軽に楽しめる遊具の設置やアリーナグルメの拡充、Jリーグの湘南ベルマーレの選手がサプライズ登場するなど趣向をこらし、多くの観客を集めている。サポーターの盛り上がりにも定評があり、今回の声出し応援に対する期待も高い。
声が出せるエリアは一部に限られているが、およそ1年11カ月ぶりの声出し応援に選手たちの気持ちも高まっているようだ。湘南の鍛代元気は「できるだけ多くの方に来ていただきたい。声を出せるエリアは限られているので観客数イコール声の大きさではなく、いわゆる“あの頃”のようには戻れないと思うが、拍手の量や熱量は音響からでは出てこないものだと実感している。“湘南のサポーターここにあり”を見たい。あの声で背中を押されると気持ちが高まるので、あの瞬間をもう一度味わいたいと思っている」と期待を込めて語った。
By サッカーキング編集部
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