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勝利目前で隙を突かれた流経大柏、本田監督「最後の5分がいけなかった」

2015.01.10

流経大柏の本田裕一郎監督 [写真]=瀬藤尚美

 第93回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が10日に行われ、埼玉スタジアム2002で千葉県代表の流通経済大柏と群馬県代表の前橋育英が対戦した。

 流経大柏は72分、小川諒也のゴールで均衡を破る。そのまま1-0で終了するかに思われた90分、前橋育英が意地の同点弾を叩き込み、勝負の行方はPK戦へ。5人全員が成功した前橋育英がPK戦を制し、流経大柏の2度目の全国制覇は叶わなかった。

 流経大柏の本田裕一郎監督は、「プラン通りに行ったと思う。ただ、最後の5分がいけなかった。しっかり守ってカウンターでもう1点狙う、という残り5分の指示を出していたが、なかなかそれができなかった。非常に残念です」と試合を振り返った。

 試合前には「『今日は決勝戦のつもりでやれ』と言っていました」と明かすと、「PK戦の前には、『ここで勝てれば、もう1試合やれるんだ。ここでは負けられないぞ』と声を掛けました」と話し、今大会における選手たちのプレーを「実力以上によく頑張ったと思います」と評価した。

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