準決勝で大商学園と神村学園が対戦した [写真]=吉田孝光
第25回全国高等学校女子サッカー選手権大会準々決勝が6日に行われ、大商学園高校(大阪)と神村学園高等部(鹿児島)が対戦した。
2大会連続でベスト4に名を連ねた大商学園は、準々決勝で前回女王・藤枝順心高校(静岡)を2-0で撃破。この試合に勝てば初の決勝進出となる。対する神村学園は準々決勝で聖和学園高校(宮城)に1-0で勝利。2年連続の決勝進出を目指す。
序盤は互いになかなかチャンスを作ることができないまま時間が経過。その後は徐々に神村学園がペースをつかみ始めたが、大商学園も体を張ったディフェンスでしっかり守り、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
後半に入り54分、大商学園は右サイド深い位置でFKを獲得すると、ファーサイドへ放り込まれたクロスに久保田晴香が頭で合わせる。シュートはDFに当たってゴール方向へ飛んだが、惜しくもクロスバーを直撃した。
大商学園は終盤に差し掛かった77分と83分に矢野粧子がシュートチャンスを迎えたが決めきることができない。結局、互いに無得点のまま90分の戦いを終え、PK戦へ突入した。
PK戦では4人目までを終えて2-1で大商学園がリード。先攻の神村学園5人目は成功させたが、後攻の大商学園も5人目の林かおるがきっちり決め、3-2で大商学園が勝利を収めた。
大商学園は8日に行われる決勝で十文字高校(東京)と対戦する。
By サッカーキング編集部
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