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主将、10番として臨む最後の選手権 札幌内定の青森山田・檀崎「違いを見せたい」

2018.11.20

抽選会に出席し、インタビューに応える檀崎 [写真]=野口岳彦

 第97回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が19日に行われ、22年連続24回目の出場となる青森山田(青森)は二回戦から登場し、草津東(滋賀)と対戦が決定した。

 今大会注目選手の1人であり、来季からの北海道コンサドーレ札幌加入が内定している檀崎竜孔は、「青森山田のキャプテンとして、10番として、しっかり違いを見せたいです。チームのために、チームの勝利のために貢献したい」と話す。

 草津東とは昨年度も初戦となった二回戦で激突し、5-0の大勝を飾っている。「去年の代が勝っただけですし、(草津東も)去年とはまた違ったチームだと思うので、しっかりとミーティングを重ねて、まずは初戦と頑張りたいです。自分たちがやるべきことをしっかりとやれば、勝利も見えてくると思うので、春先からやってきたことを出せれば」と、気を引き締めつつ、自信もうかがわせる。

 柴崎岳(ヘタフェ)を筆頭に青森山田の背番号10は、これまでも大会を彩ってきた。檀崎が高校入学後は高橋壱晟(レノファ山口)、郷家友太(ヴィッセル神戸)が背番号10を背負っている。10番像について問われても「自分は自分」と口にし、「自分がやれば周りもついてくる、自分がやればおのずと結果もついてくると思っているので、頑張りたいです」と、自身のプレーに集中している。

 青森山田は残り3節となった高円宮杯U-18プレミアリーグEASTで鹿島アントラーズユースに次ぐ2位につける。檀崎は16得点で2位に9点の大差をつけて得点ランクトップだが、「PKが多いのはありますが、決めきれていることは自分にとってもいいこと」と得点量産へ好気配。

 選手権前にまずは週末、鹿島との大一番が控えるが、「負けたら終わりなので。自分たちは残り3戦、勝つことしかないので。ファイナルに行けなくても、何とか残り3節は絶対に勝って、いい流れで選手権に乗り込みたいと思います」と、一戦必勝を誓う。

 3年となって迎えた選手権は主将として、10番として臨むことになるが、「仲間に厳しいことも言います。最後ですし、後悔をしたくない」と力をこめる檀崎。青森山田は、同じブロックに矢板中央(栃木)や桐光学園(神奈川)、大津(熊本)といった下馬評の高いチームも並ぶが、そこを突破して2年ぶり2度目の頂点を目指す。

By サッカーキング編集部

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