11人ずつが蹴り合う大接戦となったPKを制して那覇西が二回戦進出 [写真]=山口剛生
第97回全国高校サッカー選手権大会が30日に開幕し、駒澤大高と那覇西が開幕戦で激突した。
試合が動いたのは35分。FW原田大渡が右足で強烈なボレーシュートを叩き込み、駒澤大高が先手を取った。1点ビハインドとなった那覇西も反撃に出る。56分、ペナルティエリア手前でボールを受けたFW宮國永遠が、DFを1人かわして右足を振り抜く。強烈なシュートがゴールネットを揺らし、那覇西が試合を振り出しに戻した。後半終了間際には駒澤大高がチャンスを作り出す。MF涌井蓮が強烈なミドルシュートを放つも、那覇西のGK新垣凱斗がスーパーセーブで得点を許さない。試合はこのまま終了し、決着はPK戦に委ねられた。
先攻の駒沢大高は1番目のキッカーを務めたキャプテンのDF齋藤我空が痛恨の失敗。一方、後攻の那覇西も3番目のキッカーDF比嘉来揮が失敗。その後は10番目のキッカーまで全員が成功。GK同士のPK対決となると、駒澤大高のGK宮崎雅崇が失敗。那覇西のGK新垣は見事にPKを沈め、那覇西が激闘の開幕戦を制した。
By サッカーキング編集部
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