先制点を奪った日大藤沢FW浅野葵(左) [写真]=瀬藤尚美
第98回全国高校サッカー選手権神奈川県予選決勝が30日に開催され、桐光学園と日大藤沢が対戦した。
両校が神奈川県予選決勝で対戦するのは史上初。今夏のインターハイを制し、U-17ワールドカップに出場した西川潤(セレッソ大阪内定)を擁する桐光学園は2年連続11回目、日大藤沢は5年ぶり5回目の選手権出場を目指す。
試合は18分、右サイドからのクロスに西川潤がヘディングで合わせるも、日大藤沢GK濱中英太郎がキャッチ。22分にはエリア内で再び西川が左足を振り抜くも、再び濱中がこれを阻止。一方の日大藤沢は30分、平田直樹がエリア外からシュートを放つもゴールは奪えず。スコアレスで前半を折り返した。
後半開始早々には桐光学園MF所新太郎がクロスを1トラップから強烈なシュートを放つも、またしてもGK濱中がファインセーブを見せて先制点を奪えない。すると、ピンチを防いだ日大藤沢は49分、植村洋斗が左サイドからドリブル突破を見せる。そのままラストパスを供給すると浅野葵が1タッチで合わせて先制点をマークした。
1点ビハインドを背負った桐光学園は、西川、神田洸樹を中心にゴールへ迫るも得点を奪えず。日大藤沢が集中したディフェンスで守り切り、試合はタイムアップ。1-0で勝利した日大藤沢が5年ぶり5度目の選手権出場を決めた。
【得点者】
0-1 49分 浅野葵(日大藤沢)
By サッカーキング編集部
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