市立船橋が3年ぶり22回目の選手権出場を決めた [写真]=小林浩一
第98回全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝が30日に開催され、市立船橋と流経大柏が対戦した。
県予選決勝で7年連続の顔合わせとなった両校の対戦は12分、市立船橋は右サイドからチャンスメーク。鈴木唯人が中央へクロスを送ると、ボールを受けた森英希がシュートを放つ。これがゴールに突き刺さり、市立船橋が先制に成功した。
試合は後半を迎えると47分、ゴール前の混戦から大西悠介が押し込み、流経大柏が同点に追いついた。しかし、直後の49分には市立船橋がフリーキックから森がヘッドで流し込み、再び1点リードを奪う。
試合はさらに動く。55分、流経大柏は相手エリア内でボールを奪うと、ラストパスを三好麟大が決めて、2-2の同点に追いつき試合は再び振り出しに戻った。直後の57分、市立船橋が逆襲を仕掛けると、鈴木が強烈なシュートを叩き込み、三度1点リードを奪った。
その後も互いに攻撃の手を緩めず激しい攻防が繰り広げられるも、追加点は生まれずタイムアップ。3-2で打ち合いを制した市立船橋が3年ぶり22回目の選手権出場を決めた。2年連続で選手権準優勝、今年も全国制覇を狙っていた流経大柏は、県予選決勝で涙を飲む結果となった。
市立船橋の選手権初戦は来年1月2日、日章学園(宮崎)と2回戦で対戦する。
【得点者】
1-0 12分 森英希(市立船橋)
1-1 47分 大西悠介(流経大柏)
2-1 49分 森英希(市立船橋)
2-2 55分 三好麟大(流経大柏)
3-2 57分 鈴木唯人(市立船橋)
By サッカーキング編集部
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