静岡学園が徳島市立を下してベスト4進出 [写真]=梅月智史
第98回全国高校サッカー選手権大会・準々決勝が5日に行われ、徳島市立(徳島)と静岡学園(静岡)が対戦した。
立ち上がりは静岡学園が主導権を握りチャンスを作り出したが、徳島市立の堅い守備を前に得点を奪えず。それでも16分に試合が動く。コーナーキックにキャプテンの阿部健人が合わせて、ヘディングシュート。ボールはGKの手を弾き、ゴールに吸い込まれ、静岡学園が先制に成功した。
静岡学園はさらに22分、左サイドからのフリーキックに岩本悠輝が頭で合わせて、追加点を記録した。前半終了間際の40分には松村優太が右サイドを切り裂いてクロスを供給すると、再び岩本が頭で合わせて、リードを3点に広げた。
後半も静岡学園の勢いは止まらず。70分にゴール手前で相手選手をかわした岩本が右足でシュートを叩き込み、ハットトリックを達成した。
試合はこのまま終了し、静岡学園が4強入りを果たした。準決勝は11日に行われ、2年ぶりの準決勝進出を果たした矢板中央(栃木)と対戦する。
【得点者】
16分 0-1 阿部健人(静岡学園)
22分 0-2 岩本悠輝(静岡学園)
40分 0-3 岩本悠輝(静岡学園)
70分 0-4 岩本悠輝(静岡学園)
By サッカーキング編集部
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