2大会ぶりの優勝を果たした藤枝順心 [写真]=吉田孝光
第28回全日本高等学校女子サッカー選手権大会の決勝が12日に行われ、藤枝順心(静岡)と神村学園(鹿児島)が対戦した。
神村学園は18分、右サイドからのクロスに反応した塚田亜希子がボレーでゴールを狙うが、藤枝順心GK松井里央がスーパーセーブでこれを阻んだ。藤枝順心もチャンスを作り出したが、神村学園の堅い守備を前に得点を奪えず。前半をスコアレスで折り返した。
後半に入り、60分に試合が動く。右サイドを突破した池口響子がペナルティエリア外で右足を振り抜く。ボールはGKの手を弾き、ゴールに吸い込まれ、藤枝順心が先制に成功した。
1点を追う神村学園も攻勢を強めるが、最後までゴールラインを割ることができず、試合はここでタイムアップを迎えた。藤枝順心が2017年大会以来、2大会ぶり4度目の優勝を飾った。一方、神村学園は14大会ぶり3度目の栄冠を掴むことはできなかった。
【得点者】
60分 1-0 池口響子(藤枝順心)
By サッカーキング編集部
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