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東福岡、終了間際に強烈ミドル弾! 九州国際大付を下し2年ぶりの選手権へ

2020.11.15

 第99回全国高校サッカー選手権大会福岡県予選決勝戦が15日に行われ、東福岡が九州国際大付を1-0で下し、2年ぶり21度目の全国大会出場を決めた。

 第97回大会まで6年連続で選手権に出場し、2015年度の第94回大会では優勝を成し遂げた東福岡と、準決勝で昨年度大会の福岡県代表である筑陽学園をPK戦の末に下した九州国際大付が激突した。前半は東福岡がボールを握って怒涛の攻撃を繰り広げるも、九州国際大付が集中を切らさない守備を見せてゴールを許さず。スコアレスで後半に折り返した。

 後半に入っても一進一退の攻防は変わらず。55分にはコーナーキックから九州国際大付がチャンスを作るも、ネットを揺らすことはできない。その後も両チームが猛攻を見せるも1点が遠い。ここまま延長戦突入かと思われた試合終了間際、遠藤貴成がペナルティエリア手前から右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり、東福岡が最後の最後で試合を動かした。

 7分間のアディショナルタイムで九州国際大付は攻撃を続けるも、東福岡が決死の守備を見せ、試合はこのままタイムアップ。昨年度は選手権出場を逃していた東福岡が、10年ぶり3回目の選手権を目指した九州国際大付を下し、2年ぶりの王座奪還を達成。全国への切符を手にした。

By サッカーキング編集部

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