日大山形をPK戦の末下した近江 [写真]=宮地輝
第99回全国高校サッカー選手権大会1回戦が31日に行われ、日大山形(山形)と近江(滋賀)が対戦した。
最初のビッグチャンスを作ったのは近江。左サイドから裏を取ると、スピードに乗って抜け出したDF那須日夏留がエリア内で相手DFに倒されPK。これを那須が自ら決めて、近江が先制に成功する。前半はそのまま近江がペースを握りつつ、スコアは動かないまま後半へと折り返す。
後半に入ると46分、選手を変えて臨んだ日大山形は、 MF大河原陽がGKの逆を突く右足での直接FKを決め、早い時間帯に同点に追いつく。その後は両者譲らぬ激しい攻防が繰り広げられるも、どちらも相手ゴールを破るまでには至らない。
スコアは最後まで動かず、試合の行方はPKによって決まることに。運命のPK戦は、近江が日大山形に5-3で勝利し、2回戦への進出を決めることとなった。
By サッカーキング編集部
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