青森山田が爆発的な攻撃力で堀越を圧倒 [写真]=宮地輝
第99回全国高校サッカー選手権大会準々決勝が5日に行われ、堀越(東京A)と青森山田(青森)が対戦した。
立ち上がりから青森山田が堀越陣内に攻め入り、14分には先制に成功する。左CKからゴール前で混戦が発生すると、最後はDFタビナス・ポール・ビスマルクが押し込んだ。16分には、ロングスローのボールをDF秋元琉星が高い打点のヘディングで叩いて追加点をマークする。28分には、右サイドからのダイレクトクロスにFW名須川真光がヘディングで合わせてチーム3点目を挙げた。名須川は、32分にもゴール前でこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らしている。
後半も、青森山田が主導権を握り続ける。51分には、ハンドで得たPKのキッカーをDF藤原優大が務める。だが、藤原のキックは堀越GK平野裕太が見事にストップした。その後は、堀越も何度か青森山田陣内に攻め込む場面を作り出したが、青森山田が安定感のあるパス回しで再度ペースをつかんでいく。アディショナルタイムには堀越に得点のチャンスが訪れたが、無情にもポストがゴールを阻んだ。
試合はこのままタイムアップ。青森山田が4-0で堀越を下し、準決勝へ駒を進めた。9日に行われる準決勝では、矢板中央(栃木)と対戦する。
【得点者】
0-1 14分 タビナス・ポール・ビスマルク(青森山田)
0-2 16分 秋元琉星(青森山田)
0-3 28分 名須川真光(青森山田)
0-4 32分 名須川真光(青森山田)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト