帝京長岡が2発完封で準決勝へ [写真]=鈴木颯太朗
第99回全国高校サッカー選手権の準々決勝が5日に行われ、市立船橋(千葉)と帝京長岡(新潟)が対戦した。
帝京長岡は8分、酒匂駿太が中央から左足でゴールを狙うがゴール右に外れる。序盤は帝京長岡がボールを支配する時間が続く。
すると先制点を挙げたのは帝京長岡。25分、ショートカウンターから上野一心のパスを受けた葛岡孝大が左足で合わせてゴールネットを揺らした。さらに30分、帝京長岡が右サイドから崩すと、最後は上野が押し込んで市立船橋相手に早くも2点差に広げた。
失点を許した市立船橋は守りの時間が続き、帝京長岡は35分に酒匂のシュートが市立船橋ゴールを脅かす。40分にも相手のミスを突いてGKと1対1のチャンスを迎えるが枠を捕えることができない。
2点ビハインドで後半を迎えた市立船橋は43分、松本海槻が強烈なシュートを放つがゴールとはならない。一方の帝京長岡は16分に巧みな崩しから酒匂がゴールネットを揺らすが、これはオフサイドで追加点とはならなかった。
市立船橋は80+2分、カウンターからループシュートで松本が1点を返すが時すでに遅し。一矢報いた市立船橋の反撃は及ばず、帝京長岡が激闘を制して山梨学院との準決勝に臨む。
【得点者】
0-1 25分 葛岡孝大(帝京長岡)
0-2 30分 上野一心(帝京長岡)
1-2 80+2分 松本海槻(市立船橋)
By サッカーキング編集部
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