関東第一が矢板中央に競り勝つ[写真]=宮地輝
第100回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が2日に行われ、関東第一(東京B)と矢板中央(栃木)が対戦した。
試合は関東第一が立ち上がりに先手を取った。6分、MF肥田野蓮治がペナルティエリア中央でこぼれ球に反応し、左足ダイレクトで流し込んで先制点を挙げた。一方の矢板中央は24分にMF星景虎がペナルティエリア右へ突破すると、相手選手に倒されてPK獲得。このPKをDF島﨑勝也がゴール左に沈めて同点に追いついた。
関東第一は27分にペナルティエリア中央の肥田野がヘディングシュート。これはクロスバーに阻まれたが、こぼれ球をMF若松歩が押し込んで勝ち越しに成功した。しかし、後半の立ち上がり47分、矢板中央はFW久野木力丸が右サイドからクロスを入れると、相手DFのオウンゴールを誘発し、またも同点に追いつく。
試合が再び動いたのは終了間際の78分、関東第一は肥田野のパスを受けたFW本間凜が左足シュートを突き刺して決勝点。このまま関東第一が矢板中央に競り勝ち、初のベスト8進出を果たした。
関東第一は4日の準々決勝で静岡学園(静岡)と対戦する。
【得点者】
1-0 6分 肥田野蓮治(関東第一)
1-1 24分 島﨑勝也(矢板中央)
2-1 27分 若松歩(関東第一)
2-2 47分 オウンゴール(矢板中央)
3-2 78分 本間凜(関東第一)
By サッカーキング編集部
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