高川学園が準決勝進出を決めた [写真]=金田慎平
第100回全国高校サッカー選手権大会・準々決勝が4日に行われ、桐光学園(神奈川)と高川学園(山口)が対戦した。
序盤から均衡した展開が続くなか、高川学園は21分、世界的に話題となっているグルグル円陣作戦の「トルメンタ」からゴールに迫ると、続く22分にもCKにもゴール前で立て続けにシュートチャンスを迎えたがゴールとはならない。一方の桐光学園も、ロングスローからポスト直撃弾のビッグチャンスを作ると、35分にはスピードを生かした攻撃から粟江晟が、39分には正確なCKからゴールを脅かすも、GK徳若碧都がビッグセーブで得点を許さなかった。
するとスコアレスのまま迎えた60分、高川学園はCKのこぼれ球を最後は西澤和哉が右足で押し込み先制。3回戦でも劇的な決勝ゴールを決めた切り札の連発弾でリードを奪う。その後は互いにチャンスを迎えるも決めきれず、終盤にかけては桐光学園がセットプレーなどからゴールに迫るも、最後までゴールを割流ことはできなかった。
試合はこのまま終了。勝利した高川学園は、8日に行われる準決勝で青森山田(青森)と対戦する。
【得点者】
0-1 60分 西澤和哉(高川学園)
By サッカーキング編集部
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