初戦突破を果たした履正社 [写真]=小林渓太
第101回全国高校サッカー選手権大会1回戦が29日に行われ、東邦(愛知)と履正社(大阪)が対戦した。
4大会ぶり7回目の選手権出場となる東邦と、2大会ぶり4回目の出場となる履正社の一戦は、18分に徳山亮伍がミドルシュートを放つとこれは相手DFに防がれたものの、上空高く上がったボールに反応した古田和之介がこれを右足ダイレクトで流し込み、履正社が先制に成功した。
32分にはペナルティエリア内で西坂斗和が倒され、履正社がPKを獲得したものの、キッカーを務めた古田のシュートはGK御子柴里城にセーブされた。それでも、35分に敵陣深い位置でセットプレーを獲得すると、最後は小田村優希が押し込み、履正社がリードを広げた。
後半に入り69分には川崎フロンターレへの来季加入が内定している名願斗哉がこぼれ球を押し込み、履正社はリードを3点差に。さらに78分には森田夢生が左足強烈なシュートを叩き込み、追加点を挙げた。東邦は80+2分に朴勢己が頭で1点を返したが、試合はこのままタイムアップを迎えた。
勝利した履正社は31日に行われる2回戦で盛岡商(岩手)と帝京第五(愛媛)の勝者と対戦する。
【得点者】
0-1 18分 古田和之介(履正社)
0-2 35分 小田村優希(履正社)
0-3 69分 名願斗哉(履正社)
0-4 78分 森田夢生(履正社)
1-4 80+2分 朴勢己(東邦)
By サッカーキング編集部
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