近大和歌山と國學院久我山が対戦した [写真]=瀬藤尚美
第101回全国高校サッカー選手権が31日に開催され、近大和歌山(和歌山)と國學院久我山(東京A)が対戦した。
試合はいきなり動く。近大和歌山は左サイドから攻撃を展開し、「11」番の阿児啓汰のシュートは防がれるも、こぼれ球を後方から駆け上がってきた「3」番長瀬雄飛が打つ。これが相手DFに当たり、先制点を奪った。
その後は、國學院久我山が攻める展開となるものの、決定力を欠き、得点を奪えず。前半は近大和歌山が1点をリードして折り返した。
だが、後半に入ると状況が一変。42分、45分と立て続けに國學院久我山のエース兼主将、背番号「10」の塩貝健人が決め、たちまち逆転に成功。69分にも、「18」番の井料成輝が惜しいチャンスを迎えるが、相手守備陣が失点を許さない。
その後、國學院久我山は守備陣が力強いディフェンスを披露し、近大和歌山の攻撃陣をシャットアウト。最後は「8」番の高橋作和がPKを沈め、決着をつけた。
【得点者】
5分 長瀬雄飛(近大和歌山)
42分 塩貝健人(國學院久我山)
45分 塩貝健人(國學院久我山)
80+1分 高橋作和(國學院久我山)
By サッカーキング編集部
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