浜松開誠館と大津が対戦した [写真]=小林渓太
第101回全国高校サッカー選手権が31日に開催され、浜松開誠館(静岡)と大津(熊本)が対戦した。
15分に浜松開誠館がチャンスを掴む。敵陣でボールを受けた「9」番のFW坂上輝がシュートを放つ。26分には大津も右サイドから好機を創り出すものの、活かしきれず。
試合は前半終了間際に動く。40分に浜松開誠館の坂上が右足でアウトサイドで決め、均衡を破った。勢いづく浜松開誠館はこの直後にも、「7」番のMF今井航がヘディングシュートでゴールを脅かすが、ポストにヒットし、2点目とはならず。それでも、前半をリードして終えることに成功した。
後半は大津も攻める展開。1点を追い、懸命に攻撃を仕掛けるが、「12」番のGK藤村天洸を中心にゴールを割らせず。このまま終了か、と思われた後半アディショナルタイム。ゴール前の混戦から最後は中馬颯太がプッシュし、最後の最後で同点に大津が追いついた。勝負はPK戦へ。
浜松開誠館はGK藤村がいきなり1人目のキックをストップ。その後、両者とも全員が決め、4人目へ。大津は決めると、浜松開誠館は相手GK西星哉がセーブ。タイに戻し、勝負は5人目に。大津が決め、勝利にリーチを掛けると、浜松開誠館はまたも相手GK西に止められ、ここで激闘の物語が終わった。
【得点者】
40分 坂上輝(浜松開誠館)
80+4分 中馬颯太(大津)
【PK戦の行方】
大津
1 ×
2 ○
3 ○
4 ○
5 ○
浜松開誠館
1 ○
2 ○
3 ○
4 ×
5 ×
By サッカーキング編集部
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