東山が後半のゴールラッシュで快勝 [写真]=野口 岳彦
第101回全国高校サッカー選手権・2回戦が31日に行われ、東山(京都)と聖和学園(宮城)が対戦した。
積極的なドリブルの仕掛けで攻撃の活路を見出そうとする聖和学園。20分、その仕掛けで奪ったセットプレーから方城陸斗がヘディングシュートでゴールに迫るも、これは東山守備陣がライン上でなんとかクリアする。さらに28分には、クロスから石澤海陽に決定機が訪れるも決めきれない。その後は東山もゴールに近づくシーンを作ると、均衡した展開のままハーフタイムへ突入する。
すると後半立ち上がりの45分、東山はロングスローのボールを頭で触ると、一度はGKに弾き出されるも、こぼれ球を真田蓮司が左足で流し込んだ。ついに均衡を破った東山はさらに49分、清水楓之介がエリア内でボールを持つと、ゴール前の味方にラストパス。このボールのこぼれ球を自ら流し込み、東山が一気にリードを2点に広げる。
さらに攻め手を緩めない東山は、左サイドから北村圭司朗が仕掛けると、折り返しに阪田澪哉が左足で合わせてチームの3点目を奪った。勝負を決定づける追加点を奪った東山は、その後も聖和学園に反撃を許さずに時計の針を進めると、80+3分には仲里勇真のダメ押しゴールも生まれ、聖和学園を突き放した。
試合はこのまま終了。後半の4ゴールで聖和学園に快勝した東山が、3回戦への進出を決めた。
【得点者】
1-0 45分 真田蓮司(東山)
2-0 49分 清水楓之介(東山)
3-0 58分 阪田澪哉(東山)
4-0 80+3分 仲里勇真(東山)
By サッカーキング編集部
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