第101回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が2日に県立柏の葉公園総合競技場で行われ、日体大柏(千葉)と飯塚(福岡)が対戦した。
試合が動いたのは19分、アバウトになった飯塚のバックパスをさらった日体大柏の柏内定FWオウイエ・ウイリアムがボールを持ち込み、飛び出してきたGKの位置を見極めてゴール左にグランダーのシュートを流し込んだ。
一方、県予選からここまで鉄壁を誇ってきた守備が思わぬ形で破られる格好となった飯塚も反撃を試みる。1点ビハインドのまま迎えた後半も同点に追いつくべく人数をかけてゴールへと迫ったが、粘り強い対応を見せる日体大柏の守備を崩しきれずに試合は1-0のまま終了を迎えた。
試合後、オウイエも「やっとチームを救えて良かった」と語るなど、エースの今大会初ゴールで奪ったリードを守り切った日体大柏が“初出場校対決”を制してベスト8に名を連ねた。
【得点者】
1-0 19分 オウイエ・ウイリアム(日体大柏)
By サッカーキング編集部
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