第102回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が29日に行われ、明秀日立(茨城)と徳島市立(徳島)が対戦した。
前半は徳島市立が今夏のインターハイを制した“夏の王者”明秀日立相手に押し気味に試合を進めていく。しかし、迎えた好機を生かしきれずにいると、前半は0-0で終了。すると後半、先にスコアを動かしたのは明秀日立だった、
明秀日立は56分、益子峻輔がミドルシュートを放つと、これがクロスバーを直撃。その跳ね返りを、投入されたばかりの根岸隼が頭で押し込み、先取点を手にした。さらに66分、ゴール正面やや右、ボックスの手前から石橋鞘の直接FKがゴール左に決まり、明秀日立が2-0とした。
徳島市立もゴールを奪うため果敢にゴールへと迫ったが、粘り強い守備を見せる明秀日立が最後までゴールを許さずに試合は終了。明秀日立が2-0で勝利し、夏冬連覇に向けて先ずは初戦を突破した。2回戦は31日に行われ、矢板中央(栃木)vs東海大仰星(大阪)の勝者と対戦する。
By サッカーキング編集部
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