日本代表MF本田圭佑の所属するミランと、一般社団法人ジョッカミーチスポーツクラブは7日、千葉県佐倉市に「ACミランサッカースクール千葉・佐倉校」を2014年6月から開校すると発表した。
7日に行われた記者会見には、ACミランインターナショナルフットボールスクールプロジェクトのシルビオ・ブローリ氏、クラブOBで元イタリア代表、清水エスパルスでプレー経験もあるダニエレ・マッサーロ氏、蕨和雄・佐倉市長、島克之・ジョッカミーチスポーツ代表理事が出席した。
「ACミランサッカースクール」は、愛知・石川・大分ですでに開校されており、佐倉校は首都圏初となる同クラブオフィシャルスクール。地域の協力の下、日本のサッカーレベルの向上と、子ども達の健全な人間教育を目的としている。
開校に際し、マッサーロ氏は「出来るだけ多くの子供たちが世界に羽ばたいてほしい。交流の懸け橋となるような展開をしていきたい」とスクールについて語ると、「自分もプロになるため、小さい頃から夢を持ち、周囲からのプレッシャーがない中、楽しみながらプレーしてきた。プロになっても情熱を持って、楽しみながらできる素晴らしい職業なんだと感じながらプレーできた。楽しみながらプレーしてもらいたい。サッカーを通じて、色々な人たちと知り合い、人間関係を作り、自分自身の人間性を高めたりと、スポーツを通して多くの経験ができる。そういった経験を通じて、プロ選手を目指してほしい」と、子ども達にアドバイスしている。
スクールはU－6、U－8、U－10、U－12、U－13の5カテゴリーに分かれており、佐倉市内の岩名運動公園球技場がトレーニング会場。セレクションは行われず、7日より入校受付開始となる。