25日、前バルセロナ指揮官であるティト・ビラノバ氏が、耳下腺がんとの闘病の末、45歳で逝去した。
ビラノバ氏は現役時代、バルセロナの下部組織で過ごし、セルタやマジョルカ、エルチェなどでプレーした。1997-98シーズンには当時2部に所属し、ファンデ・ラモス監督(現ドニプロ監督)が率いていたUEリェイダに在籍したビラノバ氏は、同シーズンに横浜F・マリノスから加入したFW安永聡太郎氏とチームメイトだった。
クラブ日本語版公式HPでは、安永氏のコメントを紹介。「筋トレのやり方が良くない、といちゃもんをつけられた」と、親しくなったきっかけを明かした安永氏は、古巣のバルセロナと対戦した時にビラノバ氏が得点を挙げ、日ごろ寡黙な同氏が喜びを爆発させていたことが印象的だったと、当時を思い返している。
両者は退団した1998年以降も交流があったようで、クラブワールドカップ出場でバルセロナが来日した際は、安永氏がビラノバ氏を訪問したが、あえなく不在。お守りを渡してくれるようスタッフに頼んだことが、最後に会うチャンスだったようだ。安永氏は、「若すぎる」と、元同僚の早すぎる死を悼んでいる。