サッカー解説者の玉乃淳氏 [写真]=高山政志
株式会社バランスマネジメントは4日、元プロサッカー選手で現在は解説者として活躍する玉乃淳氏とマネジメント契約を締結したことを発表した。
同社はバーゼル所属の日本代表FW柿谷曜一朗、カールスルーエ所属のMF山田大記、セレッソ大阪所属のDF丸橋祐介とマネジメント契約を締結している。
玉乃氏はヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）の下部組織で育ち、アトレティコ・マドリードのユースチームに加入した。帰国後は東京Vや徳島ヴォルティスなどでプレーし、2009年に25歳で現役を引退。以後、サッカー解説者を務めている。
玉乃氏はマネジメント契約締結に際し、以下のようにコメントを寄せている。
「夢なんて大概かなわないと思うんですが、サッカーに関わっていると自分が夢見ていないことまで実現しちゃうことがあるんです。しかし現役サッカー選手を終えた時、『生きるためにはもう夢なんか持っちゃいけない』と色んな社会人の先輩方から言われました。その時に突き付けられた社会の常識に、果てしなく違和感を覚えたのが僕のセカンドキャリアのスタートでした」
「そんななか今回、最高のパートナーとマネジメント契約を締結することができました。誰と比べる訳でもない。納期をしっかり設定し、高い目標を持ちながら日々当たり前のレベルを上げて、成果を出すことこそが、人生最大の楽しみだということを彼らから学びました」
「引退選手としての契約は初めてとのことですが、新しいジャンルをジャンジャン開拓して、後世に一つでも多くのものを残していきたいと意気込んでおります（笑）」