チャリティーサッカーイベントに参加したハリルホジッチ監督
12日、JFAハウス1F 日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアムで『ウブロ チャリティーサッカーイベント with ヴァイッド・ハリルホジッチ』が開催され、日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が登壇した。
本イベントは、ウブロが行う東日本大震災の被災地支援の一環で、2013年3月に英国で開催された日本代表MF香川真司との『ウブロチャリティーシュート』イベントがきっかけとなり、被災地支援と子どもたちの夢を実現するために企画されたもの。今回は、ハリルホジッチ監督によるサッカースクールが行われ、岩手県陸前高田市の高田FCに所属するサッカー少年11名が参加した。
イベントでは、FIFA女子ワールドカップ2015カナダを準優勝で終えたなでしこジャパンにも言及。「私は監督として大きな野心を持っている。日本のレベルはもっと高くなるし、今よりもより良い結果を求めていきたい。一番の目的はロシア・ワールドカップへ行くこと」と、改めてロシアW杯の出場権獲得を目標に掲げた指揮官は、「もちろん難しいとは思うが、なでしこジャパンのような結果が出せたら良いと思う。彼女たちはファンタスティックな結果を残してくれた。我々の目標を高くしたし、男子もそのレベルに達することを願っている」と、なでしこジャパンの健闘を称えた。
先月16日に行われたロシアW杯アジア二次予選初戦のシンガポール戦では、相手の堅守を崩し切れずに無得点での引き分け。まさかのドロー発進となった。ハリルホジッチ監督は、参加した子どもたちに「次は絶対に勝つ」と約束。「もう一度言うが、私は日本代表の監督を務めることができて誇りに思っている。支えてくれているすべての人を喜ばせたいし、満足してもらえるような仕事をしたい」と力強く語った。