毎月第2土曜日22時から放送している平畠啓史氏がJリーグのホームタウンを紹介する番組『平ちゃんのほな行こか』。その特別編として、平畠氏が浦和レッズの沖縄キャンプを訪問した。
平畠氏が訪れたのは、浦和が1次キャンプを張っていた沖縄県金武町の金武町フットボールセンター。岩波拓也やマルティノス、山田直輝ら期待の新戦力が加わり、精力的にトレーニングをこなす中、平畠氏は柏レイソルから加入した武富孝介に話を聞いた。
「クセの強い選手たちが多いので、良い意味でも悪い意味でも徐々に馴染めてきている」と、チームへの順調な適応ぶりをうかがわせた武富。年齢の近い長澤和輝や菊池大介と一緒にいることが多いそうで、「落ち着きどころというか、気楽にいられるんで、空いた時間があればお茶をしたり、一緒にいたりします」と語った。
チームの練習に対しては「最初は慣れなくて疲れることもありましたけど、徐々に慣れてきました」とコメント。「ここからもう少し自分を出していければいいかなと思っています」と、さらなる適応に向けて意気込みを見せた。
開幕に向けての目標を聞かれると、武富はこのように答えた。
「レッズの勝利に貢献するために、まずはポジション争いに挑み、試合で使ってもらえるようにしっかりいいパフォーマンスを出して、試合に出られるように頑張りたいなと思います」
複数の攻撃的ポジションをこなせるのが武富の特長だが、浦和ではどのポジションを任されることになるのだろうか。
「複数できると思っていますけど、今のところはインサイドのポジションでプレーすることが多いと思います。選手の兼ね合いがあると思いますが、自分としてはどこでも、使ってもらえるポジションでパワーを出していきたいなと思います」
そのためにはチーム内の競争に勝たなければならない。武富はこのように意気込みを語った。
「レッズは本当に厳しいところですけど、敢えてそこを選んだので、しっかり競争して頑張っていきたいです」
続いて平畠氏が話を聞いたのは、浦和の副キャプテンを務めることになった遠藤航。
「(体調は)バッチリ。疲労はもちろんありますけど、いい感じというか、試合ができるぐらいのコンディションが整ってきたんじゃないかなっていう感じはしています」と自身の仕上がり具合を語った遠藤は、チーム全体のコンディションについても手ごたえを感じている様子。
「トレーナーの方がびっくりするぐらいみんなコンディションがいい。練習していてもみんなすごく体が動いているし、いいトレーニングができていると思います」
平畠氏が今季の目標を尋ねると、遠藤はこのように語った。
「個人としてはワールドカップイヤーなので、そこのメンバーに入りたい思いはもちろんありますけど、まずはクラブでしっかり試合に出て結果を残していきたいし、リーグ優勝をまずは目指してチームとしてはやっていくべきかなと思いますけどね」
最後に平畠氏が「キャンプで動きが良かった選手は?」と尋ねると、遠藤はグラウンドでクールダウンする本人に視線を向けながら、その名前を挙げてくれた。
「長澤和輝くんはスゴいですよ。一人だけパワーが。オフも結構自分でやってきたみたいなんで、コンディションはすごくよさそうです」
2月16日(金)21時から放送の『スカサカ!ライブ』では、UEFAチャンピオンズリーグ決勝ラウンドのプレビューや、2018 Jリーグキックオフカンファレンスレポートなどを放送する予定となっている。
By サッカーキング編集部
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