セレモニーであいさつをした中山雅史
FIFAワールドカップを長年サポートするコカ・コーラ社が全世界で開催する「コカ・コーラ FIFA ワールドカップ トロフィーツアー」が、4月27日から30日にかけて日本で開催された。
2017年9月から始まったツアーは51カ国をめぐる行程となっており、最後の訪問国が日本となった。27日は羽田空港で到着セレモニー、28日と29日は一般向けトロフィー公開イベントが東京と大阪で実施。30日は静岡の清水ナショナルトレーニングセンターにて行われた。
静岡会場ではホルヘ・ガルドゥニョ日本コカ・コーラ株式会社代表取締役社長や田辺信宏・静岡市長らが出席したセレモニーが行われ、アスルクラロ沼津所属のFW中山雅史も登場。「いよいよ静岡県静岡市清水に『FIFA ワールドカップ オリジナルトロフィー』がやってきました!!みなさんの熱意が清水に呼び寄せたんですよ!!この沼津出身の選手として、本当心からに嬉しく思います。オリジナルトロフィーに、声を、力を、情熱を届けてください!日本代表が、いつかこの会場にいる子供たちこのオリジナルトロフィーを掲げて欲しいと思います」と、喜びのコメントをしている。
中山はセレモニー後、「中山雅史オールスターズ」を結成し、小学生チーム、中学生チームとエキシビジョンマッチを実施。セルジオ越後、松木安太郎、福田正博、市川大祐、平瀬智行、シジマールといった往年の名選手が登場し、“ガチンコ対決”に臨むと小学生には3-1で勝利。中学生とは4-4の引き分けに終わっている。
またイベントではコカ・コーラのCM曲を担当するLittle Glee Monsterがスペシャルライブステージをハーフタイムに実施。高校選手権の応援歌を担当し、Jリーグ25周年ライブへの参加も決まっているガールズボーカルグループが華を添えた。
トロフィーツアーではW杯で優勝した国とその国の元首しか触れることのできないというW杯トロフィーと一般参加者の記念撮影も一組ずつできるなど、様々な形を通じて本番の空気感を感じられるイベントとなった。トロフィーはロシアへと向かい、大会優勝国が決まるのを待つ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト