ついに、彼がやってきた! かつて名古屋グランパスを率いて天皇杯で優勝。その後、イングランドの超名門・アーセナルの監督として多くのタイトルを獲得したアーセン・ヴェンゲル氏だ! 9月に吉本興業とマネジメント契約を結んだ同氏が10月24日に来日し、都内で開催されたトークイベントに登場した。
となれば、日本に数多いるグーナー(アーセナルサポーターの愛称)たちが黙っているはずがない。イベント当日は会場に抽選で選ばれたグーナーたちが集結した。そして、サッカーキングの取材班として駆け付けたのは、“ガチグナ美女”でお馴染み、女優でタレントの笹木香利だ。
知らない人のために説明すると、この笹木香利という女性、幼少期にハイバリー(アーセナルの旧スタジアム)へ行って以来アーセナルを愛し続け、現在はスコアブックを記録しながら試合を観戦。女優やイベントMC、テレビ出演などの本業の傍ら(もはやどちらが本業か不明だが…)サッカー関係の仕事にも従事している筋金入りだ。
ちなみに今年3月には、大手旅行代理店 H.I.S.主催で「笹木香利といく!アーセナル観戦ツアー」というイベントまで組まれ、グーナーたちとロンドンにまで飛んでしまったのだ。
▼大盛況だったイベントの模様▼
イベント冒頭では、メディアによる質疑応答の時間が設けられた。ガチグナは果敢にもマイクを手に取り、「70歳のお誕生日、おめでとうございます」と10月22日のヴェンゲル氏の誕生日を祝福。すると、ヴェンゲル氏から「サンキュー、ベリーマッチ」との返答が。続けてアーセナルについての質問を投げかけるなど、憧れの“ボス”(笹木はヴェンゲル氏をそう呼んでいるらしい)とのディスカッションを行った。
アーセン・ヴェンゲル講演会、取材しております!
囲み取材では質問できてしまいました…!!!😭
“70歳のお誕生日おめでとうございます”と伝えたら”Thank you”と笑顔いただきました…はああああ♡取材や講演会の模様のレポートは のちほどサッカーキングさんで!!! #ヴェンゲル #COYG pic.twitter.com/y70JLnC63F
— 笹木かおり (@sasakikaori13) October 24, 2019
そして、興奮冷めやらぬイベント後、「多分、テンションすっごい高いんだろうな~」と思いつつも、感想を聞いてみた。
聞き手=三島大輔(サッカーキング ハーフ・タイムMC)
――笹木さんが到着したと同時くらいでヴェンゲル氏登場でした。
笹木「めちゃめちゃナイスタイミングでしたね! 狙ったかのような(笑)」
――あれだけ接近したのは初?
笹木「初ですよ!」
――そうですよね。今年ロンドンに行ったときはもう勇退してましたもんね。
笹木「そうです。でも、十数年前にハイバリーに行った時はもちろんヴェンゲル監督でした。でも、こんな至近距離では会ったことなかったです。いい匂いしました。ずっといい匂いしてた(笑)」
――スラっとしていましたよね。
笹木「御年70歳とは思えないスタイルでしたね。ファンの方にもサイン対応されてて、すごく紳士的な方でした」
――ってか、この時間(イベントが開催された昼過ぎ)にアーセナルサポどんだけいるんだ!?っていう。
笹木「(笑)。確かに! 平日の昼間にね」
――囲み取材で質問できましたね。どんなことを聞こうと思っていた?
笹木「『アンリとかトレゼゲとか若い選手を見出して、才能を伸ばすことが得意な監督と言われていましたけど?』みたいな。『選手を獲得する際、何を大事にしていますか?』ということも聞いてみたかった。ヴェンゲルさんと選手のコミュニケーションについては聞いてみたかったことです」
――囲みだと他のメディアさんもいるから聞けることは限られましたね。
笹木「そう…」
――でも、「誕生日おめでとう」は誰も言わなかったから、笹木さんが言うと思ってた(笑)
笹木「(笑)。ちゃんと伝えることができて、笑顔で『サンキュー』って言ってくれて『キュンッ♥』ってしました」
――ストレスについても聞きました。
笹木『「あなたはストレスに強いですか?」って聞いたら、「まぁまぁ」って、まさかの日本語(笑)。ヴェンゲルさんの日本語を引き出した女です(笑)。可愛かったです。レアですよね』
※その他にもたくさん語っていただきましたが、愛が深すぎるため一部割愛させていただきました。
最後は会場の外で待ち受けていたグーナーたちと記念撮影。こうして満足度高め(?)のイベントは幕を閉じました。
By 三島大輔
サッカーキング編集部