いわきFCからチリ1部への移籍目前のバイロン(写真は2月のU-18Jリーグ選抜対高校選抜) [写真]=兼子愼一郎
いわきFCは5日、チリ人FWバスケス・バイロンが、プリメーラ・ディビシオン(チリ1部)の複数クラブからのオファーに対する諸手続きのため、6日からチリへと渡航することを発表した。同日、クラブ公式サイトを通じて伝えた。
バイロンは2000年5月16日生まれの現在19歳。チリ出身でチリ国籍だが、小学校3年生の時に両親の仕事で来日し、2016年に強豪校の青森山田高校へと進学した。昨年の第97回全国高校サッカー選手権大会では主力として活躍し、同校を2年ぶりの優勝に貢献した。しかし、チリ国籍の同選手がJクラブに入団するには外国人枠の関係でハードルが高かったため、「海外進出、チリ代表」という自身の夢を叶える最初のステップとしていわきFCへと加入した。
バイロンは今季、東北社会人サッカーリーグ1部で10試合に出場し、5得点3アシストをマーク。チームは無敗優勝を果たし、全国地域サッカーチャンピオンズリーグも優勝。来季の日本フットボールリーグ(JFL)昇格を確実にした。
バイロンは発表に際して、自身のTwitter(endress_7_11_18)を通じて次のようにコメント。オファーを受けた背景を説明し、クラブへの感謝を綴った。
「自分の目標や夢の為に、自分で道を切り拓きます。僕を理解してくれたいわきFCに感謝します。チリに気を付けて行ってきます。日本の皆さん!引き続き僕の応援を宜しくお願いします」
自分の目標や夢の為に、自分で道を切り拓きます✨
僕を理解してくれたいわきFCに
感謝します
チリに気を付けて行ってきます🇨🇱
日本の皆さん!
引き続き僕の応援を宜しくお願いします🤲 https://t.co/O9jOC93kIB— バスケスバイロン/BYRON VASQUEZ (@endress_7_11_18) January 5, 2020
By サッカーキング編集部
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