一般社団法人日本フットゴルフ協会が主催する国内初のフットゴルフジュニアツアー『全日本ジュニアフットゴルフツアー2021 supported by ジーク』の第6戦が、11日に栃木県小山市のTBC太陽クラブで開催された。
大会は、小学6年生の霜島陽斗さんが3アンダー65で回りプレーオフの末、優勝。同時に国内初の同ジュニアツアーは全日程を終え、5年生の古田旬之介さんが初代王者に輝いた。
この日の舞台は、39名の小学生が参加したが、アンダーパーをマークしたのは3名だけという難しいセッティングだった。そんな中で、霜島さんは前半を1アンダーで折り返すと、バックナインでも2つスコアを伸ばしプレーオフへ。向井瑠依耶さんとのプレーオフでも落ち着いたプレーで優勝を飾った。霜島さんは「ミスしても諦めずにプレーできました」と粘りのプレーを振り返っていた。
今年4月から始まった同ジュニアツアーは各大会の順位ごとにポイントが与えられるポイントランキング制度を導入しているが、第5戦でトップに立っていた古田さんが、今大会で8位タイとなり368.2ポイントを獲得してそのまま逃げ切り。初代ツアーチャンピオンとなった。
最近では、Jリーグのサポーターが、それぞれ応援するチームごとにフットゴルフのチーム戦を行うなど、フットゴルフの認知度は急速に広まっている。そして、今年は初の小学生ツアーも開催。来年はフットゴルフの機運がさらに高まりそうだ。
By サッカーキング編集部
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