JFL・地域入れ替え戦が18日に行われた [写真]=J.LEAGUE
JFL・地域入れ替え戦が18日に行われ、Criacao Shinjuku(クリアソン新宿)の来季JFL昇格が決定した。
関東サッカーリーグ1部と全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021で優勝したクリアソン新宿は、昨季JFLに昇格したFC刈谷との入れ替え戦に臨んだ。延長戦終了時に引き分けであればFC刈谷の残留が決まるという条件のなか、クリアソンは前半終了間際にMF池谷友喜のゴールで先制すると、直後にはDF瀬川和樹のCKからDF井筒陸也が追加点を決めて、2-0で前半を折り返す。
さらに後半に入ってもリードを保つクリアソンは、78分にFW大谷真史が試合の行方を決定づけるゴールを決めると、85分にはFW原田亮がダメ押しゴール。最終的にFC刈谷を4-0で撃破し、元Jリーガーも多く在籍するクリアソンがクラブ史上初のJFL昇格を決めた。
なお、柏レイソル、横浜F・マリノス、サガン鳥栖でもプレーし、今シーズン限りでの現役引退を発表したクリアソンのDF⼩林祐三にとってはこの日が現役ラストマッチに。クラブに歴史的な勝利をもたらすこととなった。
また、この日行われたもう1カードのホンダロックSCとFC.ISE-SHIMAの対戦では、JFL残留のかかったホンダロックが前半に3点のリードを先取。後半の終盤にかけては昇格を目指すISE-SHIMAに意地の反撃を浴びたものの、失点を2つに抑えて3-2と逃げ切りに成功し、JFLへの残留を決めている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト