フットゴルフの日米対抗戦「パシフィックトロフィー2022」が、現地時間26日にアメリカのフロリダ州レイク・ブエナビスタのディズニーズ・パーム・ゴルフコースで開催された。試合は日本代表が勝利し、6年ぶり2度目の対決で前回大会敗戦の雪辱を果たした。
日本代表が、敵地で強豪アメリカ代表を圧倒した。前回大会は全マッチがシングル戦のマッチプレーだったが、今回は男子、シニア、女子のメンバーによるペアマッチ、シングルマッチの合計9試合が行われ、日本代表は男子のシングルマッチ2ゲーム以外の全てのマッチで勝利し7勝2敗。フットゴルフ大国アメリカに黒星をつける快挙を成し遂げた。
日本代表に勢いをつけたのは、最初の試合に出場した鈴木秀成&川添祐介組だった。2つのボールを交互にキックするフォーサムマッチで7-1と圧勝。これに、フォーボールマッチ(ペアがそれぞれのボールでプレーしより良いスコアをチームのスコアとする)を戦った桑田寛之&山縣祐人組(5-1)、小林隼人&大塚高雅組(8-4)も続き、日本代表は3勝0敗とした。
この後の日本代表は、シングルマッチに挑んだ水谷唯人と三窪秀太がともに5-6と惜敗する結果となったが、シニア部門の大塚有尋&根元央希組と栗原祐二、工藤誠司、そして女子部門の三浦尚子&山下えりい組が勝利。渡米前には事前合宿や想定マッチなどで本大会への準備を進めてきたが、その努力が実る結果となった。
一方のアメリカ代表は、今回とメンバーが異なるとはいえ、2018年フットゴルフW杯モロッコ大会のチーム戦で3位に入った強豪だ。同大会をベスト16で終えた日本代表とは実力差があったが、4年の月日を経て日本が急速にレベルを上げたことがうかがえる大会となった。
By サッカーキング編集部
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