ドイツで子どもたちと交流した内田氏
未就学児向けのサッカーフェスティバル「JFAユニクロサッカーキッズ」の20周年記念特別版がドイツのゲルゼンキルヒェンで開催され、元日本代表で、本企画のキャプテンとして全国を回っている内田篤人氏も参加した。
「JFAユニクロサッカーキッズ」はJFAが2003年から「JFAキッズプログラム」の一環として、株式会社ユニクロとスタートさせた6歳以下の未就学児向けミニサッカーフェスティバルで、全国で実施している。今回は節目として現地ドイツの子どもたちや、在ドイツ邦人の子どもたちを招待して実施した。
会場は内田氏の古巣であるシャルケのフェルティンス・アレーナで開催。内田氏は、サッカーを初めて体験する子どもを含む72名と、ミニゲームなどを通じ、会話やプレーを通して子どもたちと交流した。
■内田篤人氏コメント
「思い入れのあるシャルケに、『JFAユニクロサッカーキッズ』を通して戻ってくることができ、とてもよかったです。このような素晴らしい環境でプレーした子どもたちが、少しでもサッカーに親しみを持ち、チームプレーの楽しさを知ってもらえたら、うれしいです」
■田嶋幸三JFA会長コメント
「『JFAユニクロサッカーキッズ』創設20周年という記念すべき年に、在独邦人のお子さんや現地のキッズにこのイベントを楽しんでもらえたことをとてもうれしく思います。今回、ドイツでこのイベントを開催できたのは、長年にわたる活動の成果の一つであり、また、内田篤人さんとシャルケのご縁があってのことです。日本人プレーヤーが海外で活躍するようになったいま、各種事業においてこのような交流事業が増えていくのではないかと思います。本イベントは、『世界の人々と友好を深め、国際社会に貢献する』というビジョンに資する活動であり、今後もこのような機会を通じて世界の多くの子どもたちと触れ合っていきたいと考えています」
■株式会社ファーストリテイリンググループ上席執行役員 柳井康治氏コメント
「『JFAユニクロサッカーキッズ』が20周年を迎えることができ、また、内田篤人さん、日本サッカー協会様と共に、このような形で節目を祝うことができ、大変うれしく思っています。これまで本事業を通じて参加してくださった30万人の子どもたちに、サッカーに触れる最初のきっかけや、みんなでスポーツを楽しむ機会を提供してきました。ユニクロは今後も、スポーツを通じた次世代育成の取り組みを推進し、よりインクルーシブでサステナブルな社会の実現に向けて活動を続けてまいります」
By サッカーキング編集部
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