広島は好機を作りながらも、無得点に終わった [写真]=Getty Images
第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝が1日に行われ、横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島が対戦。広島は、前半に横浜FMの齋藤学と中澤佑二にゴールを奪われ、0-2と敗れて前身の東洋工業時代の1969年度以来、44年ぶり4回目の優勝とはならなかった。
「勝てなくて非常に残念で、悔しい思いでいる。ただし、今日の試合だけでなく年間通して、選手は自分達のできること、一人ひとりができることを100パーセントやってくれた。そして、チームの一員としてお互い支えあって一丸となってやってくれたこと、今日の試合で結果は出なかったが、今言ったことを最後の最後まで、この試合も結果がついてこない中でやってくれたことを選手に感謝したいと思うし、称えたいと思っている」
「試合の方は入りのところが、やはり全てだったのかなと思う。最初の15分、20分のところでマリノスの方がアグレッシブだったというところで失点をしてしまい、難しい試合にしてしまったのかなと思う。後半にギアを上げていって得点チャンスも作れたが、準決勝で120分戦った疲労で、もっとギアの上がるところが少し上がらなくて終わったのかなと思う。ただし、今日のマリノスのプレーは素晴らしかったと思うし、優勝に値するプレーをしていたと思うので、マリノスの選手のみなさん、スタッフのみなさんに心よりおめでとうございますという言葉を伝えたいと思う。その上で、我々は悔しいがやるべきことはこれまでにずっとやってきたと思うし、今日勝てなかったことは、やはりまだまだ足りない部分、もっとクオリティを上げろ、もっとチームとしても強くなれということだと思うので、この悔しさを胸に、来シーズンに向かっていきたいと思う。そして、またこの元日の舞台で今度こそは優勝できるだろうということで、応援に駆けつけてくれたサポーターのみなさんにまずは申し訳ありませんでしたという言葉を伝えたいと思うとともに、今日の試合を含めてこれまで今シーズン、1年間我々への応援ありがとうございましたということを伝えたい」
―入り方が全てだということだが、それは準決勝の疲れがあったのか、あるいはこういう風に戦うというゲームプランの中でそうなってしまったのか?
「今日の試合も、準決勝までの戦い方とか疲労とかという部分は全く選手に話していなかった。決勝を戦うにあたって、とにかくアグレッシブに試合に入っていこう、集中して入っていこうということで選手には伝えた。選手もそういう意識を持って入ってくれたと思うが、思ったよりというか、マリノスの勢いが我々よりも勝っていたのかなと思う。そこで少し受け身になったという入り方だったと思う」
―マリノスにはリーグ戦でも連敗していると思うが、苦手意識だったり、自分たちのサッカーがハマりにくいという印象はあったりするのか?
「リーグ戦で今年も2敗しているし、そういった結果はもちろん認識していたが、ただ苦手意識はこの試合に臨むにあたって、全く僕も思っていなかったし、選手も思っていなかったと思う。リーグで2敗はしたが、1試合目は雨の中で、本当にボールが水の上に浮いたような状態のグラウンドの中での試合だったし、2試合目はマリノスホームでやった29節の試合だが、そこでの内容は五分五分の試合内容でどっちがゴールを決めたかという、その決定率で試合は決まったのかなという、どっちに転んでもおかしくないような試合をしていたので、苦手意識は持っていなかった。ただし、今日の試合に関しては、マリノスの攻撃、サイドで数的有利を作ってくるというところで、上手くハマらなかったと思うし、後は試合の入りのところで球際のところとか、出足というところでマリノスのほうが上回っていたので、結果的に敗戦になったと思っている」
―最後に前線の選手を2人交代させたが、ああいう時間に2点を追っているのだから、前の選手を入れ替えるだけでなく、例えばDFを1人減らして、前の選手を増やすとかギャンブル的なことも考えられたと思うが、そのへんはどうだったのか?
「この天皇杯のこれまでの試合で、DFの千葉(和彦)を代えて4-4-2の前に人数をかけた選手交代をやってきたが、そこでハマらない部分があったりだとか、違うシステムにすることで少し連携が滞るよりも、同じシステムの中で前線にフレッシュな選手を入れた方が今日はいいのかなと判断して交代した。準決勝の試合でも(高萩)洋次郎は延長戦まで戦っているし、(佐藤)寿人もほぼ90分戦っているという状況だったので、そこで2人の疲労も含めて代えてフレッシュな選手を入れたと。ただ、今言われたようなことは、選手交代としてはアイディアの中にはあったが、判断して今日の交代になった」
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