FC町田ゼルビア所属のGK相澤貴志が、清水エスパルスへ完全移籍することが決まった。11日に両クラブが発表した。
相澤は1982年生まれの32歳。2000年に川崎フロンターレに加入した。2008年にはセレッソ大阪への期限付き移籍を経験。翌2009年に川崎へ復帰し、2012年から町田に所属していた。2013シーズンは、JFLで31試合に出場した。
移籍にあたり、相澤は町田に対して、「昨年、残念ながらチームを再びJ2の舞台に上げるという目標を達成することができず、僕自身、非常に悔しい思いをしました。しかし、そんな苦しいシーズン中、いつもどんな時も、どんなに遠くても、駆けつけてくれるサポーターの皆さんの温かい声援がとても心強く、いつも励みになっていました。清水エスパルスからオファーを頂き、決して簡単な選択ではありませんでしたが、大好きな町田を離れ、サッカー選手としてもう一度J1でチャレンジしたいという気持ちが強くなり、移籍を決断しました。1人の選手として成長するために厳しい環境に身を置いて、より自分を高めていきたいと思います。大きな決断をした自分を見守って下されば幸いです。最後にパートナー企業の皆様、チーム関係者、ボランティアスタッフの皆様、チームスタッフ、チームメイト、FC町田ゼルビアに関わる全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。2年間本当にありがとうございました」と、コメント。
加入する清水に対しては、「FC町田ゼルビアから移籍して来ました相澤貴志です。清水エスパルスという歴史のあるチームからオファーをいただき、とても嬉しく思っています。川崎でプレーしていた時に何度か日本平でプレーしましたが、サポーターの声援が近くこれぞアウェイという雰囲気を作られて、とてもやりづらかった事を覚えています。今度はそのサポーターが味方に付くのだから心強いですし、皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしています。1日でも早く皆さんに認めていただけるように、また愛されるように日々努力して結果を出していきたいと思います。よろしくお願いします」と、抱負を語った。