献身的な守備が持ち味の伊東[写真]=Getty Images
AC長野パルセイロは17日、J1のヴァンフォーレ甲府からMF伊東輝悦を完全移籍で獲得したと発表した。
39歳の伊東は、Jリーグ元年である1993年からJ1の清水エスパルスに加入。チームの主力として活躍し、着々と出場記録を重ねる。甲府に移籍した2011年にはJ1史上初となる通算500試合出場を達成し、2013シーズンまでに記録した517試合という出場記録は、名古屋のGK楢崎正剛に抜かれるまでJ1最多であった。J通算では542試合に出場している。
日本代表としては、1996年のアトランタ・オリンピックに出場。初戦のブラジル戦で決勝ゴールを決め、「マイアミの奇跡」の立役者となったことでも知られている。
伊東は移籍にあたり、「長野パルセイロの皆さん、はじめまして伊東輝悦です。クラブの目標を達成するためにベストを尽くしたいと思います。よろしくお願いします」とコメントしている。