甲府加入“インドネシアのスター”イルファン「Jでプレーする夢が叶った」

甲府に加入したイルファン

 スカパーJSAT株式会社は30日、インドネシアにおいて日本のコンテンツと情報で24時間編成したチャンネル「WAKUWAKU JAPAN(ワクワク ジャパン)」の開局を発表した。

 同日行われた発表会見には、ヴァンフォーレ甲府に加入したインドネシア代表MFイルファン・バフディムも登場。Jリーグ入りについて、「夢が叶った」と喜んだ。

 イルファンはJリーグの印象を問われると、「アジアにおいては一番レベルの高いプロリーグ。東南アジアも頑張っているが、まだまだ追いつけない状態にいると思います」とコメント。「僕もできるだけ高いところを目指していますので、そういった意味では是非Jリーグでプレーしたいと思っていましたし、その夢が叶った今はすごく嬉しいですが、これからどういう展開になるかは自分次第なので、一番レベルの高いリーグでどう活躍できるか頑張っていきたいです」と抱負を語った。

 同チャンネルによって、Jリーグがインドネシアでレギュラー放送されることについては、「日本にとっても、そしてインドネシアにとっても素晴らしいこと」と喜び、波及効果にも言及した。

「やはり目標はJリーグで成功していくことで、今回の放送を通じてインドネシアの方々にもそれをフォローしてもらいたいし、その高いレベルを見てもらって、ぜひインドネシアの他の選手にも目指してもらいたいです。インドネシアの選手達にはもっと海外に出て行って、例えばJリーグのような高いレベルに加われば、インドネシア代表の強化にも繋がると思っています」

 現在25歳のイルファンは、オランダ生まれのインドネシア人。アヤックスの下部組織などを経て、2008年にユトレヒトでエールディビジ初出場を果たす。その後、オランダのクラブでプレーし、2010年夏にインドネシアのクラブへ移籍。2013年からはタイでプレーしていた。ツイッターのフォロワー数は約430万人おり、インドネシアのスター選手の1人である。

モバイルバージョンを終了