ベガルタ仙台、アーノルド監督の退任を発表…後任は渡邉晋ヘッドコーチ

グラハム・アーノルド監督 [写真]=Getty Images

 ベガルタ仙台は9日、グラハム・アーノルド監督の退任と渡邉晋ヘッドコーチの新監督就任を発表した。

 アーノルド監督は、オーストラリア代表の監督経験があり、2014年から仙台を率いていた。しかし今季開幕後のリーグとナビスコカップを含 む公式戦8試合で0勝3分け5敗。結果を残すことができず退任となった。

 ベガルタ仙台の白幡洋一代表取締役社長はクラブ公式HPで監督交代について次のように説明している。

「現在のチームの状況を変えるためには、小手先の対応ではなく大きなカンフル剤的な処方が必要だろう、ここで一度原点に戻って、選手に今一 度躍動感のある姿をピッチで表現してもらうためには、監督交代というカードを切るしかないということになました。続投、交代のどちらを選択 してもリスクは伴うわけですが、今回は交代という選択肢を採り、アーノルド監督には退任してもらうことになりました。」

 後任は2005年から仙台のコーチをしていた渡邉晋ヘッドコーチが監督に昇格。クラブ公式HPで「ベガルタ仙台に関わる者としの誇りを持 ち、仙台、宮城、東北のために勝利を目指して戦って行きたいと思います。力を結集してベガルタ仙台の新しい歴史を築きあげていきましょう。よ ろしくお願いします。」と意気込みを語っている。

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