大宮アルディージャは1日、セルビアのFKレッドスター・ベオグラードに所属する同国代表FWドラガン・ムルジャの完全移籍加入を発表した。背番号は8に決まった。
ムルジャは、1984年生まれの30歳。身長187cmの長身FWで、レッドスターの他に、ベルギーやロシア、スイスでのプレー経験を持つ。2013-2014シーズンには、セルビアリーグで23試合に出場して19得点を記録。2009-2010シーズンに続いて自身2回目の得点王に輝き、リーグMVPも受賞した。
また、ムルジャは2008年からセルビア代表に名を連ね、2010年の南アフリカ・ワールドカップのメンバーにも選出。同年4月に行われた日本代表との国際親善試合では、2得点を記録している。今年5月に約3年ぶりの代表復帰を果たし、パナマとの親善試合に途中出場した。
移籍加入にあたって、ムルジャは以下のようにコメントしている。
「まず、大宮アルディージャの一員になることができ、光栄に思います。以前、セルビア代表として日本と対戦した頃から日本について良い印象を持っていました。当時は日本への滞在は短い期間でしたが、すべてが高水準で、人々が親切かつ穏やかで良い人間関係にあり、これからもっと知りたいと思っている日本文化も気に入っています。それらすべてが今回の移籍を決断する後押しとなりました。日本に来る機会を与えてくださった大宮の皆さんに感謝しています。このクラブの組織やクラブハウスは、より良い成績に値して然るべきだと思っています。私はベストを尽くして大宮のより良い成績に貢献したいと思います。ファン・サポーターの皆さん、応援よろしくお願いします」