札幌のMF古田寛幸が讃岐へ期限付き移籍「一度札幌を出て成長する」

　コンサドーレ札幌所属のMF古田寛幸が、カマタマーレ讃岐へ期限付き移籍することが決まったと13日、両クラブが発表した。移籍期間は2014年7月14日から2015年1月31日まで。

　現在23歳の古田は、札幌の下部組織出身で、2009年からトップチームでプレー。今季はリーグ戦5試合の出場にとどまっていた。

　移籍にあたり、古田は札幌に対して、「シーズンの途中で、小野（伸二）選手も加入し、チームも3連勝でこれからというところでチームを離れるのは大変勇気のいる決断でした。ですが、プロサッカー選手としての今の自分を見つめ直すためにも、中学1年生からお世話になっているコンサドーレ札幌のサポーターも含めた素晴らしいクラブ環境から一度出てみた方が良いのではないかという考えに至りました。このチームには、十分に昇格を狙える力がありますし、今季その目標を達成できると思います。自分は、カマタマーレ讃岐で、チームの中心として多くの勝利に貢献できるプレーヤーとなれるよう成長するため、100パーセントの力で毎日を戦っていきますので、今後とも変わらぬご声援をいただければ嬉しいです」とコメントした。

　加入する讃岐に対しては、「コンサドーレ札幌から移籍することになりました古田寛幸です。これからのリーグ後半戦でカマタマーレ讃岐が一つでも多くの勝点を積み重ねられるよう、自分の力を最大限発揮して戦っていきますので、応援よろしくお願いします」と抱負を語っている。