FC東京復帰が決まった中島 写真=Getty Images AsiaPac
FC東京は25日、カターレ富山へ期限付き移籍をしていた中島翔哉が復帰することを発表した。当初の移籍期間は2015年1月末までとなっていたが、シーズン中に復帰することとなった。
移籍に際し富山サポーターに向けて「FC東京に移籍することになりました。この半年、富山でプレーをして個人としてもチームとしても結果が出せていない中でチームを去ることはとても残念です。しかし、自分のプレーを見た人たちが少しでも楽しい気持ちやワクワクする気持ちを持ってくれたとしたらとても嬉しいです。また、自分のプレーを見た子供たちの5年後や10年後に少しでも役立てたら嬉しいです」とコメント。
さらに、最下位に沈むチームに向けて「今はとても厳しい状況ですが、僕のチームメイトがきっとこのカターレ富山をJ2の舞台に残してくれると思います。短い時間ではありましたが、このチームにかかわった全ての人に感謝したいです。ありがとうございました」と感謝を述べた。
また、初対面となるFC東京サポーターに対し「FC東京のファン・サポーターの皆さん、初めまして。中島翔哉です。小学生の時、FC東京のサッカースクールに通っていました。そしてまたこのチームでプレーできることをとても幸せに感じています」と喜びを表している。
続けてJ1での残りのシーズンについて「自分が入り、FC東京をより良いチームにできるように必死に努力していきたいと思います。また、Jリーグ優勝に向けて強い気持ちをもって戦っていきたいと思います。応援をよろしくお願いします」と意気込みを語った。
20歳の中島は2013年に東京ヴェルディユースからトップチームに昇格し、2014年にFC東京へ完全移籍し、そのままカターレ富山に期限付き移籍をしていた。背番号は39番に決まっている。