浦和レッズは8日、同クラブに所属する元日本代表DF坪井慶介との契約を更新しないことを発表した。
2002年に福岡大から浦和に入団した坪井は、早々にレギュラーを掴むと、リーグ戦30試合に出場し、Jリーグ新人王を獲得した。2003年にはジーコ監督から日本代表の招集を受け、同年ヤマザキナビスコカップを制覇。さらに2004年のステージ優勝、2度の天皇杯優勝、J1リーグ優勝など、主力として浦和の黄金期を築き上げた。2006年には、日本代表としてドイツ・ワールドカップにも出場し、2007年には現行の方式となってからは日本勢として初めてのアジア・チャンピオンズリーグを制覇していた。
しかし2013年からは負傷の影響もあり出場機会を失い、今季はリーグ戦わずか1試合の出場にとどまっている。