J1昇格プレーオフが30日に行われ、リーグ戦6位から出場したモンテディオ山形は、4位のジュビロ磐田とアウェイで対戦。26分にFWディエゴのヘディングシュートで先制すると、一度は同点に追いつかれたものの、後半アディショナルタイムにGK山岸範宏が劇的決勝弾を決め、2-1で決勝に進出した。
CKからGK山岸のゴールをアシストした山形DF石川竜也は「普段では有り得ないようなゴールでしたけど、結果として次に進めますし、よかったと思います」と試合を振り返った。
決勝点のアシストとなったCKについては、「(山岸を)はっきり狙ったわけではなく、結果的にあの位置に入ってきたのが山岸選手だった」という。石川は26日に行われた天皇杯準決勝のジェフユナイテッド千葉戦に続き、2試合連続でCKによるアシストを記録した。
また、「セットプレーっていうのは何が起こるかわからない。昨日のJ1の試合もそういうシーンがありましたけど、一発があるので。まさかキーパーの選手が決めるとは予想はしてなかったので、笑っちゃったというか、びっくりしました」と心境を明かした。
12月7日に行われる千葉との決勝戦に向けては、「勝ちたいっていう気持ちを持った方が勝つと思う。今日の試合も勝ちましたけど反省する部分はたくさんありますし、しっかり修正して、11人だけでなくチーム全員で勝てるように頑張ります」と意気込んでいる。