セレッソ大阪は7日、FC東京の椋原健太が完全移籍で加入することを発表した。
椋原は1989年生まれの25歳。FC東京の下部組織出身で、2008年にトップへ昇格した。2010シーズンにはJ1で24試合に出場するなどスタメンに名を連ねることも多かったが、2013年にはセレッソ大阪へ「みなさんと一緒にタイトルを獲り、喜び合うためにきました」と、期限付き移籍を決断。しかし出場は4試合にとどまり、FC東京に戻った2014シーズンも、J1の試合には一度も出場することができなかった。
今回のC大阪への復帰にあたり椋原は、「みなさんお久しぶりです!椋原健太です。今回こそセレッソ大阪の力になりたいと強く想い、移籍を決断しました。2015シーズンの最後はみなさんと笑顔でいられるように全力で頑張りたいと思います」と、リベンジを誓うコメント。
またFC東京に向けては、「青赤から離れることは今まで生きてきた中で一番難しい決断でした。だからこそ覚悟をもって前に進みたいと思います」と、まずは今回の移籍が重い決断だったことを語った。
その上で、「みなさんとJ2に降格した苦しみ、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯を獲った喜び、どの瞬間もとても素敵な思い出です。このクラブで学んできた事を糧に、これからのサッカー人生を頑張っていきたいと思います!ファン・サポーターのみなさん、強い東京となるようにこれからもよろしくお願いします。それでは行ってきます!!」と、今後への意気込みを宣言した。