明治安田生命J1リーグ第4節が3日に行われ、ガンバ大阪と名古屋グランパスが対戦した。
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が視察に訪れた同試合。代表に合流していたG大阪のGK東口順昭、DF藤春廣輝、MF今野泰幸、FW宇佐美貴史、名古屋FW川又堅碁、FW永井謙佑が先発となった。
雨の影響でピッチコンディションに苦しむ場面も見られた両チーム。G大阪は23分、ゴール前の混戦から宇佐美がシュートするが枠を越える。38分にもパトリックがペナルティエリア内右でつっかけるとこぼれ球をつめた宇佐美のシュートがネットを揺らすが、オフサイドでノーゴールとなった。
迎えた前半終了間際、左サイドでのパス交換から宇佐美が低いクロスを送ると、バウンドしたボールをクリアしようとした牟田雄祐の頭をかすめてオウンゴールとなり、G大阪が先制する。
後半に入って49分、G大阪は阿部浩之のスルーパスを受けた米倉恒貴が深い位置から折り返すと、宇佐美が難なくゴール左へ流し込んで2点目を得る。一方の名古屋は63分、左サイドのCKからゴール前の混戦となり、最後は永井が押し込んで、1点を返す。
しかしG大阪は80分、左サイドで途中出場の大森晃太郎から藤春へ渡り、ファーサイドのリンスからの折り返しは防がれたが、後ろから走り込んだ今野が右足のシュートを決め、リードを広げた。その後スコアは動かず、G大阪が3-1で勝利。リーグ戦2連勝となった。
【スコア】
G大阪 3-1 名古屋
【得点者】
1-0 45+1分 オウンゴール(牟田雄祐、名古屋)(G大阪)
2-0 49分 宇佐美貴史(G大阪)
2-1 63分 永井謙佑(名古屋)
3-1 80分 今野泰幸(G大阪)