浦和が終盤の森脇弾で勝利…ホームで松本下しリーグ戦無敗をキープ

森脇良太

決勝点を決めた浦和の森脇良太(右)[写真]=野口岳彦

 明治安田生命J1リーグ第4節が4日に行われ、浦和レッズと松本山雅FCが対戦した。

 リーグ戦2勝1敗で無敗の浦和が、前節の清水エスパルス戦でJ1初勝利を挙げた松本をホームに迎えての一戦。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表メンバーからは、浦和のGK西川周作、DF槙野智章が先発出場している。

 試合は浦和が主導権を握るも、得点はなかなか奪えない。決定的なチャンスは31分、右サイドの関根貴大からパスを受けたズラタンが、エリア内右でシュートを放つが、好反応を見せたGK村山智彦が触り、枠を外れた。一方の松本は34分、岩上祐三がエリア前から右足を振り抜くと、シュートはブレ球だったが、西川に弾かれた。前半はスコアレスドローで折り返す。

 後半に入ってもなかなかゴールを奪えない浦和。73分、エリア手前でFKを獲得した浦和は、阿部勇樹が直接狙うも、枠を大きく外した。78分には、エリア手前の正面でボールを受けた関根が、シュートフェイントから左足を振り抜くが、枠をとらえられない。80分に再び関根が、右サイドからドリブルで2人をかわしエリア内右の深いところから折り返しを入れるが、中央の選手には合わなかった。

 すると85分、エリア手前の右で関根からのパスを受けた森脇良太が左足を振り抜くと、シュートはファーサイドに突き刺さり、浦和が先制に成功した。

 一点を返したい松本だったが、試合はこのままタイムアップ。浦和がホームで松本に1-0で勝利し、リーグ戦無敗をキープした。

 浦和は次節、12日に川崎フロンターレと、松本は同日に柏レイソルと対戦する。

【スコア】
浦和レッズ 1-0 松本山雅FC

【得点者】
1-0 85分 森脇良太(浦和)

モバイルバージョンを終了