外需を取り込み、成長を狙う [写真]=Getty Images
Jリーグは2012年1月にアジア戦略室を設立し、国際化を進めている。立ち上げから携わる山下修作氏が20日、サッカーキングが平日12時から13時に配信しているニコニコ生放送の生番組『ハーフ・タイム』に出演。「Jリーグのアジア戦略の今」を解説した。
1993年のリーグ設立から23年目。現在は、52クラブが37都道府県に点在する。地域密着の理念が根付いていく一方で、「日本経済が少子高齢化する中で全国にクラブを作り続けているだけだと、日本経済が伸びないと成長していけないのではないか」という危惧もあった。山下氏はアジア戦略室の設立目的を、「成長するための一つの方法としての国際化。最初に、アジアで何かができるのではないか」という観点だったと振り返る。
「『アジアと一緒に成長していこう』ということがアジア戦略」という意義から、Jリーグと各国ともにメリットがある形を模索している。モデルケースの一つが、2013年にコンサドーレ札幌にベトナム代表FWレ・コン・ビンが加入した例だ。
“ベトナムの英雄”と呼ばれる同国初となったJリーガーの動向が、国営放送などで毎日のように取り上げられ、ベトナムで北海道の知名度が急上昇。北海道へチャーター機での直行便のツアーが組まれたほか、ビジネスマッチングでも効果を上げた。
「ベトナムのみなさんはレ・コン・ビンのいる北海道と一緒に仕事をしたくて、北海道の企業はベトナムに進出したいということでバッチリはまりましたね」
また、東南アジアでのサッカー熱の高さもあり、政府が進める日本文化を海外に売り込む「クールジャパン政策」に、スポーツとして初めてJリーグが採用された。昨年には、ベトナムとタイ、インドネシアでJクラブがサッカー教室をするとともに、家電商品やプラモデルなどの日本コンテンツのPRを実施した。
アジア戦略室は4月から国際部となり、活動範囲は更に拡大。「ヒト、モノ、カネがヨーロッパに一極集中している中で、違う経済圏を作り対抗しなければ、国際Aマッチの日程を始めヨーロッパ主導になってしまう。そうではない経済圏を作るために、アメリカやメキシコ、オーストラリアなどと情報を交換しながら、魅力的なサッカー経済圏を作っていきたい」と志は高い。
「Jリーグも日本代表も目指しているところは世界一」と語る山下氏。「アジアのレベルをもっと上げないとワールドカップで優勝できないのであれば、アジア全体のレベルを上げる音頭取りをJリーグがやっていければ」という思いを胸に、活動は続いていく。
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